ALiCC工法

低改良率セメントコラム工法

ALiCC工法の概要 特許第3742417号

ALiCC工法は、盛土下を全面的に改良する事によって盛土の沈下を抑制する工法です。
全面的に改良することで、側方への押し出し力もなくなり、結果として周辺への側方変形もなくなります。この工法の基本となっているのがアーチ効果の考慮です。
従来の方法に比べ、アーチ効果を考慮することにより改良体および無処理部分に作用する荷重の実態に即した合理的な算定が可能となり、低改良化を実現しています。

特徴

  1. 最大70%工期短縮
    従来工法の圧密期間を1.0とした場合ALiCC工法の圧密期間は0.3程度であるため最大70%短縮が可能。
  2. 28%以上のコスト縮減
    改良長25mの場合として工事費を算出した場合、従来コストを1.0としてALiCC工法のコストは0.72。 コスト28%以上のコスト縮減が期待できる。
  3. 低改良率で高い変形抑制ができる
    盛土直下を改良することによって結果的に低改良率であっても盛土直下の圧密沈下を抑制し、それによって盛土周辺の側方変位を抑制する。

基本仕様・配置例

項目 基本仕様
設計基準強度(一軸圧縮強さ) quck=600~1,500kN/m2
改良体直径 d=600~1,300mm
改良体間隔と改良率 λ=1,000~2,800mm ap=10~30%

従来との考え方の違い

※本ページの資料はALiCC工法研究会パンフレットより抜粋・引用しています。

ALiCC工法のお問い合わせは:技術営業本部 設計統括部 03-6386-7036まで

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