※キャロットアンカー工法は、商標登録工法です
キャロットアンカー工法の概要
キャロットアンカー工法は、高出力のロータリーパーカッションドリルを用いて削孔することにより、砂礫層、玉石を含む土層や障害物のある盛土内にØ170mmのアンカー体を築造すると共に、その軸中心位置に、槍状の先端防護材や専用スペーサーを装着した引張り芯材を貫入し、中径棒状補強体を構築する地山補強土工法です。
工法の特徴
- 砂礫、玉石土層障害物のある盛土内に大径補強体の築造が可能です。
- 槍状の先端防護材や専用スペーサーによりロッド引抜き時の共上がりを防止できます。
- 槍状の先端防護材や専用スペーサーにより芯材を確実にセンタリングを確保できます。
- 膨張材を添加したセメントミルクを充填することで地山に密着施工ができます。
- 長尺施工でも高品質の永久補強材の構築ができます。
アンカー体
キャロットアンカー体の概略
適用分野
斜面急勾配化
仮土留め
既設擁壁補強