JMM工法の概要
JMM工法は、特殊な攪拌翼をもつロッドヘッドの先端部よりスラリー状の固化材を高圧ジェットとして地中に噴射することによって連続的に大径で均一な改良体を造成する深層高圧噴射攪拌工法です。
JMM工法の特徴
- 改良径が大きく、経済的な改良工法。
- 適用土質が広く、ヘドロ、腐植土などの特殊土も改良可能。
- 対象土は、混合性能によって均一に改良でき、必要により高強度も得られる。
- 改良土と矢板などの密着施工が可能。
- 水中施工が可能。
- 施工機械は、軽量化され、機動性が高いうえ低振動、低騒音。
- 完成された施工システム。
適用目的
- 盛土・切土のすべり防止
- 開削工事のヒービング防止、受働土圧増加
- 構造物の支持力強化、沈下防止
- 深層混合処理工と山留め壁の間詰
- 河川改修工事に伴う河床および堤体部の改良
適用地盤
土 質 | 適用条件 |
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砂質土 | N≦10 |
粘性土 | C≦30kN/m2 |
腐植土 | Wn≦1000% |
ヘドロ | Wn≦400% |
噴射テスト
改良杭体
改良径
改良径 | Ø=1.1~1.3m |
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