法面保護工法

法面保護工法の概要

  1. エコスティブラー(無機系緑化吹付け安定材)による法面緑化工法。
  2. 受圧構造体による法面保護工法。

受圧構造体は、アンカーの緊張力を維持すると共に、法面保護としての機能を有したものが多い。

受圧構造体の種類と特長

受圧構造体の
名称
施工方法 材料 構造 特長 名称例
吹付法枠
載り面に型枠を設置し吹き付け機でコンクリートを吹き付け打設する。 コンクリート・モルタル・間伐材・クリンプ金網・鉄筋など。 格子状 現場打ちコンクリートに比べ強度は劣るが、法面形状に柔軟に対応できる。 フリーフレーム
独立板
工場において製造したプレキャスト部材を法面に設置する。法面上でコンクリートを打設するものもある。 コンクリート・モルタル・鋼製・アルミ製合板・クリンプ金網・鉄筋、防錆鋼板など クロスタイプ
セミクロスタイプ
スクェアタイプ
強度・耐久性・信頼性が高い。現場にて養生の必要の無いものは工期短縮に貢献する。 クロスビーム
連続板
法面に型枠を設置しポンプなどでコンクリートを打設する。 コンクリート・モルタル・木型枠・クリンプ金網・鉄筋など 平板状
アーチ状
形状・強度に優れるが緑化は難しい。  

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