SMM工法の概要
SMM工法は、汎用小型のボーリングマシンを使用した技術で、超高圧大容量 ポンプの使用により大径の改良体が造成でき、効率よく軟弱地盤処理を行う工法です。また、大型のボーリングマシンを用いてロッドの先端に特殊ダウンザホールハンマービットを装着することにより、捨て石などの転石削孔が可能となります。
特徴
- 施工機械が軽量小型で現場条件に適応した施工が可能。
- 大径改良体が造成可能。
- 幅広い地盤に適用。
- 水中施工が可能。
- 山留め壁等への密着施工が可能。
- 確実な改良効果。
- 削孔能力が高く、捨て石などの転石削孔が可能。
適用目的
- ヒ-ビング防止
- 受働土圧の増加
- 間詰め工(山留め壁~機械攪拌)
- 横方向地盤反力の増加
- 支持力増加
- 耐震補強・液状化対策
適用地盤
土 質 | 適用条件 |
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砂質土 | N≦20 |
粘性土 | C≦50kN/m2 |
腐植土 | Wn≦1000% |
ヘドロ | Wn≦400% |
改良径
改良径(m) | Ø=0.7~1.1m |
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SMM工法の施工手順
SMM工法の施工事例
橋桁下・足場施工
河川内・台船足場施工
ダウンザホールハンマー捨て石削孔施工