My Holiday
私は会社のカメラ部の部員です。休日にモデル撮影会があるときは、皆で一緒に参加してポートレート写真を撮っています。一人のときは、遠出して風景を撮影することも。きれいな景色を自分の目で楽しむのもいいのですが、写真に撮るとまた違う景色に見えてきます。奥が深くておもしろいですね。
VOICE 01
中口 洸貴 Koki Nakaguchi
シールド事業部では、トンネル工事の現場にシールド工法システムを提供し、各種設備の制御管理や材料の供給を行っています。シールドマシンが地山を削ってトンネルを掘り進んでいくと、マシンと地山の間にテールボイドという隙間ができます。そこに裏込(うらごめ)材という瞬結性モルタルを充填して、地盤の崩落を防ぐとともに、セグメント(トンネルの壁面となるコンクリート部材)を固定して安定させることが、小野田ケミコの役割です。私の仕事は、質の良い裏込材をつくるプラントから、それを圧送しテールボイドに注入するまでのすべての設備を管理すること。プラントに異常がないか点検したり、オペ室と呼ばれる中央制御室で各設備の数値を細かくチェックしたりして、徹底した品質管理を行っています。設備のどこか一部にでも異常が起きてしまえば、工事全体がストップしてしまうため、責任は重大です。セグメントを取り付けているときなどシールドマシンの掘進が止まっている時間帯に各種設備を徹底的に整備したり、試運転してみたりして、マシンが再稼働したときに正常に動作するようメンテナンスを実施しています。
当社で提供しているのは、『裏込注入システム』だけではありません。掘り進めている坑道の先端である切羽における土圧を安定させるため粘土鉱物や高分子系の加泥材を注入する『加泥作液システム』や、切羽がスムーズに掘進できるようシェービングクリーム状の気泡を送り込む『気泡注入システム』なども提供しています。そのため、発注元のJV(ジョイントベンチャー:工事を請け負う共同企業体)の方から、「いつもは10m掘り進むことができるのに、硬い岩盤にあたってしまって今日は10㎝しか進まなかった。何かいい方法はないか」「カッターを回転させる駆動力の数値が上昇している。どうしたらいい」といった相談を受けることも。「○○の注入率をもう数%あげて様子を見てみましょう」といったアドバイスを行い、状況が良くなったときはうれしいですね。自分で考えても方法が見つからないときは、シールド工法の超ベテランの方が上司にいるので、サポートしてもらっています。シールドの現場は大規模プロジェクトが多く、インフラを支える仕事に貢献できているところにやりがいを感じています。これからも知見を積み重ね、シールド事業部を支える存在になりたいです。
私は会社のカメラ部の部員です。休日にモデル撮影会があるときは、皆で一緒に参加してポートレート写真を撮っています。一人のときは、遠出して風景を撮影することも。きれいな景色を自分の目で楽しむのもいいのですが、写真に撮るとまた違う景色に見えてきます。奥が深くておもしろいですね。