VOICE 06

当社の商品である地盤改良工事の
品質と安全性の向上に貢献

藤村 三穂 Miho Fujimura

関西支店 技術部(2015年入社)

事前に考えられる留意事項を提示し
リスクをヘッジする

技術部の役割は、顧客ニーズにマッチした品質の高い工事を効率よく、安全に進行させるために、工事が始まる前の検討会においてあらゆる角度から見た留意事項を発信し、一つひとつ確認しておくこと。例えば品質面については、施工に入る前の地質調査や配合試験に立ち会い、そのデータをもとに「この場所にこの工法で施工したとして、本当に品質は保たれるのか」「この地質の場合、材料の配合量はこの割合で強度が出せるのか」といった項目を投げかけ、技術設計部や工事部の方たちに再度確認していただきます。効率面、安全面では、「この設備をこの場所に配置して効率の良い作業動線が確保できるか」「この重量の機械をこの場所において危険性はないのか」「工事現場の入り口近くは人や車の通行量が多いが、どのような対策を取っているのか」といった留意事項を挙げて、事前に検討。品質低下におけるお客さまからのクレームや、ケガなどの事故を未然に防止する役割を担っています。心がけていることは、ちょっとでも気になることがあったら、その場で発言すること。あとで何かあったときに「違和感があったんだよな」と思っても遅いですから。

これまでの経験で積み重ねた知見を
総動員して今の仕事に生かす

私は工事部からスタートして、設計の仕事や工事管理の仕事にも携わりました。それらの経験から学んだことが、今の仕事にとても役立っています。例えば現場作業を経験しているからこそ、危険だと思われる場所や場面の細かいところにまで気づくことができます。また、もともと心配性なので準備をすごく大事にしていて、協力会社の方や元請け会社の方と打ち合わせするときも、何をどう説明するか考えて工事の流れや説明項目を書いた資料を作ったりしていました。そんなところも今のリスク管理をする仕事に生かされているのかなと思います。また技術設計部では、加重計算などの方法を学び、現場で作業しているだけでは分からなかった、隠れた危険性についても理解できるようになりました。それらの知見を自分の中で総動員して、これからも当社の商品である工事の品質と安全性の向上に貢献していきたいです。私は実は現場で作業する工事部の仕事が大好き。技術部の仕事に変わって最初はちょっと残念な気持ちだったのですが、一つの現場だけでなく、関西支店が扱うすべての現場に関わっていけるので、思っていた以上に楽しく仕事をしています。

Career Step

1年目
工事部に所属し、先輩社員について現場仕事を体感しながら学ぶ。2年目には任される仕事も徐々に多くなり、一人で施工管理を行うためのスキルを身につけていく。
3年目
技術設計部に異動し工法の選定や設計図面の作成を行う。「機械の配置はこうした方が動線が良くなり流れるように作業ができる」など、現場を経験しているからこそできる提案も盛り込む。
5年目
工事管理部で、現場が始まるまでに提出しなければならない施工計画書などの書類作成業務に携わる。
6年目
工事部に戻り施工管理の仕事を行う。一度設計を経験しているので、土質の見方や加重計算が分かるようになり、安全で質の高い施工管理ができるようになった。
8年目
技術部に異動。これまでに培った経験と知識を生かして、当社が提供する工事の品質と安全性の向上に努める。

One day Schedule

09:00
出社後、ミーティングに参加して本日のスケジュールを確認。検討会のための準備を行う。
10:00
検討会に参加。地質調査や配合試験の結果をもとに、品質面や安全面について考えられる留意点を積極的に発信する。
13:00
次の現場で使う材料の配合試験に立ち会うため、名古屋の試験場に移動。
14:00
試験場にて材料の添加量などを決める配合試験を行う。土との混ざり方もよく確認し、写真にも記録する。
17:00
写真やデータの整理を行い、翌日のスケジュール管理など、社内業務を終えて18時ごろ退勤。

My Holiday

家でじっとしているのはもったいないと思い、近所を散歩したり、ショッピングやドライブに出かけたり。最近は主人と食べ歩きを楽しむことが多いです。私はうどんが大好きで、おいしいお店を見つけたら遠いところでも食べに行ってしまうほど。主人はラーメン派なのですが、そんな私に付き合ってくれています。

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